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ターゲット型目標設定

ほとんどの人がテストや習い事などで様々な目標を立てたことがあるかと思います。
その際、今の実力とはかけ離れた高い目標や、努力しなくても届く簡単すぎる目標など、ちんぷんかんぷん」な目標を立ててしまったことはないでしょうか。

 

テストの目標点を例に取ってみましょう。

 

(例①)

「大きな事を言って、できなかったらかっこ悪い。次のテストの目標は、300点にしよう」

しかし、結果は…

420点  ………..あれ?

 

(例②)

「よし!次のテストは450点を目標に頑張るぞ!」

しかし、結果は…

320点  やっぱり気合だけじゃ無理か………….

 

 

この2つの場合、目標設定は適切ではありませんね。
人は適切な目標か、いい加減な目標を追うかで、全くやる気も成果も変わってくるのです。

 

実は 目標の立て方には「技術」があります 

 


まず、「上限の目標」と「下限の目標」を設定します。
そうすると、まん中に標的(ちょうどよい目標)が出来るので、そこを狙うようにします。
そうすると、次の目標はさらに的を絞ることができます。そうすると、にどんどん目標の精度が上がっていき常に自分にとって価値ある目標に向かって努力することができるのです。

 

この目標設定技術をテストに応用すると、次のようになります。

図ではわかりにくにかもしれませんが、自分が取りたい理想の点数を最高目標(425点)とし、最低取らなければいけない点数を必達目標と(350点)します。
するとその中間がターゲット目標(385点)となります。ターゲット目標(385点)を達成できたら次は、ターゲット目標(385点)を必達目標に変えて最高目標(425点)との間に新たなターゲット目標(405点)を設定します。
これを繰り返していくうちに自分の理想の点数に近づいていき、結果、最高目標(425点)が達成できるようになっていきます。

 

目標を持つことは、とても大事なことです。
しかし、その前に自分の現在の実力をしっかり知らなければ正しい目標も立てられません。

目標を立てる際に、自分の実力をしっかりと考え、必達目標と最高目標を設定し、ターゲット目標を設定しましょう。
ターゲット目標が設定できたら、ターゲット目標を達成するためにどのような行動が必要なのかが明確になるはずです。

やる事が明確になればあとは、それを実行していけばいいのです。
正しい目標設定は、正しい努力を生み出します。
そして、確実に自分の成長につながっていきます。

みなさんもテストの目標点や何か目標を決めるときに参考にしてみてくださいね。

 

長津