先日、小学3~6年生には「総合学習」を行いました。 コロナ禍で 2020 年以来の開催で総合学習が初めての生徒も多く、普段の授業では得ることのできない貴重な経験になったと思います。
今回の学習テーマは、「人それぞれ物の見方・考え方が違う」ということを「パレスチナ問題」を使って理解してもらえるようにしました。 「パレスチナ問題」という難しい問題に対して簡単なゲームやグループワークなどを行い、一人一人それぞれ違う考え方や物の見方があることを学び、相手の考え方を否定し自分の考え方だけを貫いたら衝突してしまう、国同士だったら戦争になってしまうということを理解してもらいました。 宿題として「お互いの考え方が違うユダヤ人とアラブ人が仲良く暮らせるにはどうしたらいいのか」を考えてくるように伝えました。 提出された宿題を見ると「納得行くまで話し合う」や「まず、相手の考え方を理解する」などとても素晴らしい意見がありました。 もちろん、「パレスチナ問題」はそんなに簡単に解決することではないのですが、我々大人も含めてこの地球に住む約80億人みんながより良い暮らしが出来るにはどうしたらいいのかを真剣に考えることがこの世界から戦争をなくす一つのきっかけになるのではないでしょうか。 そういった意味で、今回の総合学習を通して生徒達は自分なりに「みんながより良く暮らせるにはどうしたらいいのか」を真剣に考えてくれたと思います。 KOMABA では、学習塾である以上、学力の向上はもちろんですが、生徒達には人間力も向上して欲しいと願っています。
次回の「総合学習」も生徒達にとって有意義な物になるようにして行きます!(長津)