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塾生通信「羅針盤」2023年12月号より

みなさんに質問です。

「サーカスの象は、ロープで杭につながれています。杭を引き抜くだけの力を持っているのに、なぜ杭を引きちぎって逃げ去らないのでしょうか?」

答えは「自分にはたいした力がない」と思い込んでいるからです。
なぜかというと子象の頃、鎖で杭につながれて毎日を過ごし、たいした力がなく、杭を引き抜くことができませんでした。象は大きくなってからも、その思い込みにとらわれ続け、「自分にはたいした力がないから無理」と思い込んでるため、何もせずにじっとしています。

このように、思い込みで本来の実力が発揮できないことは我々人間にも同じことが言えます。

例えば、テストや授業で難しい問題が出たときに「どうせ無理!」や「俺(私)にはできない!」と思ったり発言したりしていませんか。日常のちょっとしたことが積み重なり「無理、できない」という思い込みの「無理の壁」が出来てしまいます。「無理の壁」が出来てしまうとサーカスの像のように本来の実力を発揮することが出来なくなってしまいます。

みなさんは自分次第でこれから色々な分野で活躍できる可能性と能力を持っているはずです。
しかし、「無理の壁」が出来てしまってはその力を発揮するのが困難になってしまいます。では、「無理の壁」をつくらないためにはどうしたらいいのか。

それは、とても簡単なことです。日頃から「どうせ無理」や「○○なんて絶対無理」などのネガティブワードを使わずに、たとえ困難なことでも「やってみよう」という気持ちを持って取り組むようにしましょう。
そうすることで「無理の壁」はできなくなり、自分の力がしっかり発揮できるようになるでしょう。ぜひ、実践してみてくださいね。
(長津)