先日、小1生から小4生に「総合学習」を行いました。今回のテーマは「外来種と命の大切さ」です。
日本でもよく見る生き物が外来種だったたり、あまり馴染みのない生き物が在来種だったりして生徒達は意外な様子でした。それくらい外来種が多く、在来種が希少になっている問題に生徒達も真剣に受け止めていました。
その後、外来種がどうやって日本に持ち込まれたのかを話していると、ある生徒が「全部、人間の都合で日本に持ち込まれている」と言ってくれました。
確かにその通りです。
我々人間の都合で外国から持ち込まれ、悪影響を及ぼすから駆除されてしまう外来種が「かわいそう」と生徒達も言っていました。
外来種にも「命」があり、必死で生きています。その「命」を大切にすることが我々人間の大切にするべきことだと思います。
少し前に小5、小6生には「命をいただくことの尊さ」を総合学習で伝えました。宿題で出した作文に、「人間が生活するために多くの命をいただいていることに感謝の気持ちを忘れない」や、「すべての生き物の命を大切にする」という感想を書いてくれていました。
同じく外来種の「命」も大切にしなければいけません。外来種をただ駆除するのではなく、美味しく食べたり、他の生き物の餌にしたりするなど、外来種の「命」も大切にしなければならないと生徒達は感じてくれました。
我々人間の生活が多くの「命」によって支えられていること、そしてそれを大切にしなければならないということを大人である我々も見つめ直すいい機会となりました。総合学習は生徒達に様々なことを伝えるのと同時に我々も様々な問題をしっかりと見つめ直すことができるので、今後もよりよい授業ができるようにしていきたいと思います。
最後になりましたが、日頃から元気よく通ってくれた生徒達、塾まで安全に生徒達を送迎してくれているドライバーさん、振替依頼等にご対応をしていただいている保護者の方々、みなさまのご理解・ご協力があり今年も無事に終えることが出来そうです。
来年も今年以上によい授業を提供できるようにしていきますので、2025年も引き続きよろしくお願いいたします。JJSではインフルエンザが流行しているそうなので、皆様も体調にはお気をつけてよいお年をお迎えください。 (長津)