ここ最近、小学国語の宿題の作文で生徒達の成長や嬉しい出来事が多く見受けられるようになってきました。 今回はいくつかその事をお伝えいたしますね。
まず、小5生の作文で「算数の図形が書くのが苦手だったけど、塾の先生が『頑張ろう!』と励ましてくれたから、諦めずに頑張ることができて、苦手を克服できました。」と書いてくれていました。
子ども達はちょっとしたことがきっかけで大きく成長していきます。そのきっかとなる出来事がKOMABAの授業中にあったこと、「授業を通して生徒一人一人に成長してもらいたい」という我々の思いがしっかりと伝わっていたことがわかり、読んでいて嬉しくなりました。
他にも、小6生は「最近疑問に思ったこと」というテーマの作文で「学校はなぜ行かなければいけないのか」という疑問を書き、「学校がなければ、一日中ゲームして、漫画を読んで楽しい生活ができる。」という何とも小学生らしい文を書いていました。しかし、読み進めていくと「でも、学校に行かなかったら、勉強をしなかったら、どうなるんだろう?」という疑問を持ち、「勉強しなかったら、人とコミュニケーションが取れない、自分が生活するのにお金がどのくらい必要なのかもわからなくて、困ってしまう。」、「そもそもゲームばかりしていた人を社長は雇いたくないと思う。」というような事を書いて最後には勉強は必要だという結論でした。ここで、素晴らしいのは、その生徒自身が疑問に思ったことを作文でアウトプットしていきながら、情報を整理していくうちに勉強しないとどういう生活になるのか想像し、楽な事ばかりしてはいけないということに自分で気づけた事です。
自分で導き出した答えだからこそ、きっとその生徒は勉強の大切さが心に残っていくはずです。生徒達の成長のきっかけとなるようなテーマをより一層頑張って考えなくてはいけないなと嬉しい悩みが出来ました。(長津)