突然ですが、皆さんはテスト前に 「一夜漬け」 をした思い出はありますか……?
わたし自身は、もちろんあります!身に覚えがありまくりです!笑
小学生時代の漢字テスト、中学生時代の保健体育、高校生時代の倫理・政経……などなど
テスト直前でどうしても時間が無いときは「暗記パン」のごとく、とにかく ひたすら「知識」を詰め込んでいました。
ところが、同じ経験をお持ちの方はご存知の通り、せっかく頑張って覚えた「知識」たちは、テスト終了の合図で綺麗さっぱり抜け落ちてしまいます笑。もちろん、テスト後も繰り返し復習すれば定着しますが、そうでなければサヨナラです。
意外と「どうでもいいこと」は努力せずとも自然と覚えてしまうのですが、なぜか頑張って覚えたことはすぐに消えてしまいます。無念……!
「どうしたらもっと知識を増やせるんだろうか?」
勉強していて、こんな風に考えたことはありませんか?
当時、自分では 「たくさん覚える=知識が増える」 ということだと、単純に考えていました。ひたすら教科書を読んで、ひたすら裏紙に語句を書き続ける……という様な方法をやってみたこともあります。
ところが、自分でも試行錯誤を繰り返すうちに、そんな単純な話ではないことに気が付きました。
以前のブログでも少し書きましたが、 「知識が豊富だ」 というのは、頭の中に引き出しがたくさんある状態ではなく、 それぞれの知識がほかの知識とたくさんつながっている状態 、ということです。
「一夜漬け」と呼ばれるような丸暗記の方法は、上記とまさに真逆で、ただひたすらキーワードや年表を詰め込んでいるに過ぎません。「つながり」も何もなく、ただ覚えるだけ!
だから、すぐに忘れてしまっていたんですね……
もちろん「短期記憶」と呼ばれるものも人間にとって大切な機能ではあるのですが、学習においてはあまり効果的とは言えません。
では、どうしたら「それぞれの知識がほかの知識とたくさんつながっている状態」をつくることができるのか?
そのためには 「理解すること」と「自分で使ってみること」 が大切だと思います。
たとえば、歴史の学習。
単純に年号と出来事だけをセットで覚えようとしても、時間が経てばどんどん忘れてしまいます。でも、 その出来事の前後関係や背景などをきちんと理解していたら 、どのあたりの時代の出来事なのか思い出しやすくなりますよね。その次にまた別のことを学習するときも、ほかの出来事と関連づけながら理解すれば、いっそう「つながり」が強くなります。
また、英単語や漢字なども、一つひとつをきちんと理解しながら学習した方が覚えやすくなります。
この2つについては、 Instagramの投稿 でもご紹介しているので、ぜひ見てみてくださいね!