塾生通信「羅針盤」2021年10月号より

今年も海外入試の季節がやってきました。「受験の秋」です。受験生それぞれで目標とする学校の日程が違いますが、悔いの残らないようにしっかり準備をしてもらいたいです。そして我々講師陣もさらに気合を入れて指導を行います！ もちろん高校入試で人生のすべてが決まるわけではありませんが、勉強に打ち込んだ数か月の経験というのは、その後の「学び」を大きく変えてくれます。先日、現高1の卒塾生と話しをしましたが「受験勉強は大変だけど、やって良かった」と語っていました。そんな経験した彼女たちは、充実した高校生活を送っているようです。今年も先輩たちに続いて頑張りましょう！

9月21日は「中秋節」です。きれいな星や月が見えないだろうかと思い、夜空を見上げますが、ジャカルタの空は雲とスモッグでお月見には適していません。理科の授業で、月や太陽の動きを学習するとき、「ジャカルタにいる間に空を観察してごらん」と言うようにしています。日本から見る星の動きと赤道上で見る星の動きは違います。しかし、中学生くらいでも太陽や星がどの方角から昇るのかを分かっていない生徒が結構います。「太陽は西から昇る！」と言っている生徒によくよく聞くと「歌で聴いたから」ということでした。♪西から昇ったお日様が～、というやつです。私が小学生くらいのころは「あれはバカの歌だから、その逆だな」と覚えていました。今の子は、歌はどこかで聴いたことがあっても元ネタは知らないみたいです。ご注意ください。