こんにちは、佐嶋です。
先週土曜日は、中学生の総合学習「植物と魚の解剖」の授業がありました。
まず授業の前半は植物についてです。「中1理科」でも学習しているので、植物のつくりについては、みんなよく知っています。
しかし今回のテーマのひとつは「観察」です。
知っているつもりでも、改めてじっくり観察をすると、今まで気づかなかったことに気づきます。
同じに見える花弁も実は種類があったり、おしべやめしべの本数がどうなっているのかなど。
スケッチをすることで、しっかりと「観察」する力を養います。
授業の後半は、動物について。
セキツイ動物の進化の過程を確認することで、なぜ魚類とヒトが共通する臓器をもっているのかを考えました。
そして最後は、実際に魚の解剖を行いました。
スーパーで売っている切り身ではなく、すべての器官、臓器のそろった魚です。
初めは触るのことも躊躇していましたが、だんだん慣れてくると
「心臓はどこにあるの?」「エラはどうなっているんだろう」「目玉を取り出してみよう!」
と、好奇心と疑問がわいてきます。
テレビや図鑑で見るのではなく、自分の手を動かして、自分の目で確かめるというのが科学の醍醐味です。
普段なかなか取り組むことのできない理科実験。KOMABAの「総合学習」では様々なテーマで学びを深めています。来年度の「総合学習」もお楽しみに!
ちなみに今回の実験後、教室が魚臭くなってしまいました。ごめんなさい。
佐嶋