平成30年7月上旬に西日本を襲った豪雨では200名を超える犠牲者が出てしまいました。
また、広い地域が被災をしたことで今なお日常生活に戻れない方々が多くいます。
学習塾KOMABAではシンガポール校とジャカルタ校それぞれで7月末から8月にかけてチャリティー活動をしました。 その結果、シンガポール校とジャカルタ校で合わせて、日本円にして「17万1170円」を集めることが出来ました。 ご協力いたいただいた皆様に心から感謝を申し上げます。
集まった義捐金は日本にあるNPO法人カタリバの「西日本豪雨子どもサポート基金」に振り込みをいたしました(領収書の送付には数か月かかる予定だ、ということでしたのでまずはこの書面にてご報告し、領収書は郵送され次第、KOMABAの各教室でご報告いたします)。 カタリバでは被災した子どもたちに対して、主に教育支援を直接的に行っています。
一人でも多くの子どもたちが、一日も早く笑顔溢れ安心できる日常に戻ることを願います。
チャリティー総額 1842.10シンガポールドル 2,520,000ルピア
合計日本円 17万1170円
チャリティー実施方法
【シンガポール】 「日本の季節と天気」 日時:7月24日(火) 17:15~18:45 対象:小学1年生~3年生 「ボランティア活動とは?」 日時:7月25日(水) 17:15~18:45 対象:中学1年生~3年生 「ニュースを読む ~災害の報道から~」 日時:7月27日(金) 17:15~18:45 対象:小学4年生~6年生
【ジャカルタ】 「日本の自然災害について」 日時:7月28日(土) 15:00~16:30 対象:小学1年生~4年生 「ボランティア活動とは?」 日時:7月28日(土) 15:00~16:30 対象:小学5年生~中学3年生 「日本の季節と天気」 日時:8月3日(金) 15:00~16:30 対象:小学1年生~4年生 「ニュースを読む ~災害の報道から~」 日時:8月3日(金) 15:00~16:30 対象:小学5年生~中学3年生
その他、教材販売・募金によってたくさんの支援金を皆様からお預かりいたしました。ご協力いただき心から感謝いたします!
チャリティー授業報告
大阪北部地震から一か月も経たない中、西日本を襲った豪雨は想像もつかない災害となり、多くの方々が被災されました。
亡くなられた方々の冥福をお祈りするとともに、日常生活を奪われた多くの方々が一日も早く安心した生活を取り戻すことができるよう心から願います。東南アジアでも時折スコールにより下水が溢れ、ビルが冠水することはありますが、例えば今回のような土砂災害や河川の氾濫などの心配はほぼありません。
『大雨の時に、川の様子を見に行ってはいけない』
といった、いわば防災のための基礎知識も、教育現場特にインター校や現地校ではなかなか学ぶ機会がないように感じています。そこで今回は、年齢別にテーマを分け、まずは今回の災害について知り、そして考えてもらう授業を実施しました。
(「都合で授業に参加できないから」と募金をしてくださった方もたくさんいらっしゃいました。本当に本当にありがとうございます!)
こういった災害の学習は、特に小学校低学年に「どう」伝えるか、ひじょうに難しいです。いたずらに恐怖心だけをあおってしまってはいけないし、子どもの心に傷をつけてしまってもいけません。にもかかわらず、私自身うまく学ばせることが出来ず、たくさん失敗もしてしまい、子どもたちに申し訳ないし、正直授業をするのが怖いときもあります・・・。
ただ、今回参加してくれた子どもたちは一様に高い関心をもって授業に臨んでくれ、とってもよい質問も出て、真剣に学んでくれました。学んでくれた子どもたちに感謝すると同時に、有難いことだ心から感じます。
正解のない答えに取り組んでいかなければならない現代社会。このような機会、というのは不謹慎な発言であることを承知ですが、私たちは子どもたちに学んでもらいたい、そう強く願います。
KOMABA塾長 石川 ジャカルタ校教室長 佐嶋