自律と自立を育むジャカルタの学習塾
学習塾KOMABAジャカルタ
+62-21-3825-0580
(平日)12:00-21:30(木曜休講) (土) 10:00-18:00 (日) 9:00-14:00

「電話より手紙のほうがいい?」

「電話よりも手紙の方がいい?」

     

みなさんはこのことについてどちらがいいと思いますか。先日、小6国語の授業で「手紙のたのしみ」という随筆文を扱いました。その中で作者は、現代というスピードの変化の時代に手紙を大事にしていると述べていました。文章の中で電話、手紙のよい点を述べつつ、心のこもった手紙をもらうことは大きな喜びであり、手紙を書くことは相手を思いやることで、それが愛情や友情だと書かれていました。この文章を読んで、私自身とても共感を覚えました。そこで、必要な情報はすぐ手に入り、誰とでもすぐにコミュニケーションが取れるこの現代において、生徒達はこの文章を読んでどう思っているのか気になり、その日の宿題に「電話やLINE・メールよりも手紙のほうがいいと思いますか?」というテーマで作文を書いてもらいました。

宿題の作文を読む前は、きっと「LINEやメールのほうがいい」と書いてくる子が多いのだろうなぁと予想していました。しかし、いざ提出された宿題を見てみると予想に反して手紙の方がいいと書いてくれた子が多くて少し驚きました。提出された作文を読んでいると「手紙は、後で読み返すことができ、読み返すとその当時の思い出が蘇って、自分にいい影響を与えてくれる」や「相手が書いた字を見ていると、相手の気持ちがすごく伝わり、心が温まる」など、素晴らしい意見が書かれていました。この作文を読んで、私は日頃の授業で自分の考えや意見をしっかりと相手に伝えられるような文を書けるような子ども達になってもらいたいと思い、作文の宿題などいろいろ工夫してきたことがしっかりと伝わっているなと感じ、嬉しくなりました。

子ども達の作文やこの授業題材を読んで、手紙を書くために相手の事を考え、思いやることの時間が今のこの現代社会には必要なのだとつくづく感じました。心のこもった手紙は何度読み返しても心が温まり、自分自身にいい影響を与えてくれますね。

手紙とは少し違うかもしれませんが、私自身、昨年、帰省した際に高校時代のサッカーノートを見て、悔しさで字が震えていたページや試合に出れなくて落ち込んでいた時の先生のコメントを見て、当時の気持ちを思い出して、懐かしいという気持ちと共にもっと頑張ろうという気持ちになりました。

電話やLINEもすごく便利な物で良さがあると思いますが、KOMABAジャカルタ校に通ってきてくれている生徒達には、文を書く素晴らしさや相手のことを思いやる時間を大切にできる大人になってもらいたいと思っています。今後も、いろいろな工夫をしつつ、文を書くことの素晴らしさや相手の気持ちを理解するために「国語」の良さを伝えられる授業をしていきたいと思いました。

長津