自律と自立を育むジャカルタの学習塾
学習塾KOMABAジャカルタ
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生徒達の成長

新校舎になりおよそ3週間が経過しました。引っ越した直後に、ジャカルタでのデモが激化しオンラインで授業しなければならず、保護者の皆様、生徒達にはご迷惑をおかけして大変心苦しく思います。

そんな中、新校舎での生徒達の様子を見ていると、とても嬉しそうに授業を受けているのが印象に残っています。

 

少し前の話にはなりますが、8月23日(土)、8月24日(日)の2日間で中3・中2生は合宿を行いました。引っ越して早々のイベントだったので生徒達も充実した表情で2日間の合宿をやり終えました。この2日間という短い期間でも授業を通して、生徒達の成長が感じることができました。その1つとして、中2国語の授業で、芥川龍之介の「羅生門」を読んで、最後の「下人の行方は誰も知らない」の続きを考えようというテーマでストーリーを作ってもらいました。中学生にとっては難しい言葉遣いや当時の時代背景などを理解するのも一苦労だったと思います。しかし、実際にストーリーを書かせてみると、どの生徒も下人の心情や当時の時代背景を理解した適確な内容ですごく心に残りました。特に、印象に残った内容が「老婆の着物を奪い取った下人は街へ行き、それを売って飢えを凌いでいたがそれも長くは続かず、途方に暮れていた下人は、街の人々から食料などを恵んでもらい、なんとか生活していくうちに人の優しさに触れ、改心し二度と悪事に手を染めることはなく、貧しい人々を救うために行動していき、それが認められ人々に感謝されながら生涯を終えた」という文章でした。悪事をしてきた下人が改心する展開は私自身も想像できず、これを書いた生徒は物事を色々な視点で見ているなと感心しました。この生徒に限らず、どの生徒も個性を感じる素晴らしい内容を書いてくれていました。

しばらくの間、中2の授業は担当していなかったのですが、久しぶりに授業をして、一人一人が想像力溢れる文章を書いていて、私が担当していた時よりも表現の仕方や文章構成もしっかりしていて感動しました。

国語という科目は、必ずしも答えが一つとは限りません。ジャカルタ校の生徒には今回の中2生のように色々な視点を持って物事を考え、自分で答えを見つけられるような生徒になって欲しいと私は考えています。そして、そういうような授業をしていかなければならないと改めて感じました。新校舎でもより一層、よい授業をしていきます!!

長津