自律と自立を育むジャカルタの学習塾
学習塾KOMABAジャカルタ
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山本先生②

2月からKOMABAジャカルタ校では新年度がスタートしました。真新しい新学年のテキストにウキウキしながら名前を書いている生徒達の姿を見ていると、新しいテキストの内容をしっかり理解させなければならないなとこちらも気が引き締まる思いです。

新学年になり、国語の授業で「前学年の勉強で一番頑張ったこと」を作文で書いてもらいました。各々、一生懸命考えて、「作文の表現の仕方」や「漢字テストの勉強」など「一番頑張ったこと」を書いてくれました。その中で、印象に残ったのが「苦手だった算数を山本先生のおかげで頑張れた」という作文でした。この作文を添削しつつ読んでいて、子ども達はちょっとしたきっかけでその教科が好きになったり、嫌いになったりすると改めて感じました。我々、教育に関わる仕事をしている者にとって、子ども達が前向きに頑張れるようにすることは非常に大切なことだと思います。それを、自然と実践し、生徒の心に火を灯せた山本先生はすごいなーと感心しつつ、ちょっと羨ましいなーと思いました(笑)その場は、山本先生は爽やかだから仕方ないかと自分に言い聞かせて納得しました(笑)

 

 

我々の職業は、ちょっとした発言がその生徒の将来に影響するといっても過言ではないくらい責任があるものです。実際、私も、中2の時に理科の先生から授業中にビーカーが割れたのを自分はやっていないのに自分のせいにされて理科が大嫌いになり、そこから理科はなかなか頭には入って来なくなりました…。この仕事について、何度か理科の授業を担当することはありましたが、授業を担当しなくなるとすぐに知識が抜けてしまう、担当するとまた勉強するの繰り返しでした。

 

 

この作文を読んでいて改めてこの職業の責任の重さを再確認するとともに、生徒一人一人が新たな知識を学ぶことの楽しさ、苦手を克服できた時の達成感を味わえるような授業をしていかなくてはならないなとつくづく思いました。今年度もより一層、いい授業ができるように頑張ります!!

P.S

タイトルがなぜ「山本先生②」なのか気になった方はシンガポール校の講師ブログをご覧ください。

長津