自律と自立を育むジャカルタの学習塾
学習塾KOMABAジャカルタ
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今、ここ、全力

年末から1月中旬にかけて日本では冬の風物詩「全国高校サッカー選手権大会」で行われていました。私は、毎年、かかさずに見ているのですが、高校生達の一生懸命ボールを追いかけている姿や、1試合に懸ける熱量を見ていると自分の高校時代を思い出し懐かしい気持ちになります。各都道府県を勝ち抜いてきた高校の選手達はみんな、並々ならぬ努力を重ね、辛い事や苦しいことを乗り越えてきたからこそ、全国大会という大きな舞台に立てたのだと思います。同じ高校サッカーをやっていた一人として、そんな彼らを見ていると少し羨ましく感じると共に、彼らと比べて自分はサッカーに対しての向き合い方が甘かったなと少し後悔もしました。

 

ちょうど、先週の中1生の授業で「自分史を作る」という授業を行い、私自身も自分の過去を振り返ってみました。やはり高校時代の思い出が色濃く残っていました。自分のミスで試合に負けて坊主にしたことや先輩が怖かったこと、先生にすごく怒られたこと、ボロ負けして隣の市から30キロ近く走って学校に帰ったことなどなど。苦い思い出ばかりです(笑)しかし、高校時代には多くの事を学びました。みんなで協力することや一つのことに情熱を注ぐ素晴らしさ、集団生活をする上で時間を守る・ルールを守ることの大切さを学びました。今、思えば高校サッカーが非常に大切な事を教えてくれたのだと感じました。そして、当時は一生懸命やっていたつもりでも、今振り返ってみると中途半端な気持ちで部活に取り組んでいて、最後の試合で負けたとき、すごく後悔し、負けたら後悔しか残らないんだなと感じました。そして、今まで支えてくれた方々に申し訳ない気持ちで一杯だったのを覚えています。
そして、自分自身の経験を踏まえて、現在KOMABAジャカルタ校に通ってくれている生徒たちには何事も精一杯やるからこそ面白く、道が開けてくるのだと伝え続けていきたいと思いました。

静岡県出身者としては、静岡学園がベスト8でPK戦の末負けてしましい、非常に残念でしたが、サッカー王国「静岡」の名に恥じないプレーだったと思います。そして、3年間、血の滲むような努力を重ねたすべての選手たちに拍手を送りたいと思います。いつか、KOMABAジャカルタ校の卒業生の中から高校サッカーで活躍する選手が出てきて欲しいと切に願っています。

長津