先日、インターネットスポーツ配信サイトDAZNで小野伸二選手のドキュメンタリー番組を見ました。ご存知の通り、小野選手は日本だけでなく、オランダ・ドイツ・オーストラリアと海外でも輝かしい実績を残したスーパースターです。そして、同世代の静岡県でサッカーをしていた人にとっては憧れの存在です。もちろん、私もその一人で、特に小野選手が静岡県沼津市出身で同じ静岡県東部出身でしたので、強い憧れやお手本ともに静岡県東部でサッカーをしていた人にとっては誇りに思う存在でした。
そういう存在でしたので小野選手はずっと応援してきた選手です。そういうこともあって小野選手のドキュメンタリー番組を見たのですが、その中で小野選手が高校時代の練習を振り返りながら発言していた「キツいことをやることってすごく大事で、キツいことがあるから楽しむことの大切さを学んだ」と言っていました。私はこの言葉を聞いて自分の高校時代を思い出し、試合内容が悪いと、会場から学校まで30kmくらい走ることもあったり、毎日練習前に10km走ったりと今では考えられないような指導で確かに物凄いキツかった思い出しかなく、何回も部活を辞めようかと思いました。しかし、この経験があったからこそ、高校卒業後の辛いこともそこまで辛いとは感じませんでした。何よりも、当時、厳しく指導してくださった先生方がいたから、他人に迷惑を掛けないように時間をしっかり守ること、一生懸命努力すること、みんなで頑張ることなどサッカーを通して色々な事を学べたと思います。そして、あれだけ辞めたいと思ったサッカーも草サッカーで続けるくらい楽しいものになりました。
小野選手が言うように、中高生の時にキツいことを経験することは、きっとその先の人生で必ず役に立つはずです。キツいことに対して最初から逃げてしまっては逃げることが癖になってしまいます。それでは、何も得ることができません。
現在、KOMABAジャカルタ校に通うみなさんもこれから先、キツいことが待ち受けているはずです。しかし、そのキツいことから逃げずにしっかり乗り越えて欲しいと思います。そして、キツいことを乗り越えた先に、きっとまた一つ成長した自分がいるはずです。KOMABAジャカルタ校のみなさんならしっかり乗り越えられると私は信じています。
長津