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小学生〔低学年〕総合学習 過去の実施例

●小学生低学年 過去の実施例

 

  「日本の歴史 ~なぜ?どうして?ひらがな~」
【講座内容】 他の言語と日本語を見比べて、「日本語には文字が3つある」と気づかせてから授業が始まりました。今日の中国にあたる場所から伝えられた「漢字」が古来の「大和言葉」と組み合わさって「万葉仮名」となり、「ひらがな・カタカナ」ができ、そして現在の日本語となりました。その歴史に触れ、漢字からひらがな・カタカナが作られる過程をクイズ形式で体験してもらいました。最後は「ひらがな・カタカナ」の元となった漢字をかるたにした「かるた大会」をしました。生徒たちは、漢字の形を崩したり、漢字の一部を取り出してみたりして楽しみながら学んでいた様子です。何気なく使ってきた日本語と改めて向き合ってもらう良い機会となったと思います。

  「身体で感じる単位」
【講座内容】 1メートルってどれくらい?100グラムってどれくらい? 言葉として単位は知っていても、それが実際どれくらいの大きさなのかを、子どもたちは実はあまり意識したことがありません。前半は体の長さを基準にして「新しい単位」を作りました。きちんと「1あたり」が定義できれば、基準は何でもいいということを学習しました。後半は長さを測り、重さを量り、時間を計り、改めて単位というものを意識しました。 「どんな単位を知っている?」と聞くと、メートルやグラムだけでなく、フィートやポンドなど海外生活をしているからこそ聞いたことがあるというものがたくさん出てきました。自分の体の一部を基準にして「新しい単位」「新しいものさし」を作るのは、とても楽しく、オリジナルの単位を使って、鉛筆や机、先生の腕の長さなどを測りました。そして長さや重さ、時間が、自分の思っていた感覚と違うということを改めて認識しました。

  「九州男児の九州講座」
【講座内容】 九州の場所、九州が九州と言われる所以、九州の県名を最初に学びました。次に、各県の名所・名産品や方言について、写真や動画を交えつつ学習しました。名所・名産品の他にも、長崎のときには、原爆の話、熊本のときには、地震についても話しましたが、詳しく知っている子が何人もいて関心の高さに驚かされました。 最後に九州の県の場所を体感して確認するために、九州の県名や名産品が書いてあるカードをそれぞれに渡し、自分が各県になり、九州7県で集まり九州の形を作るゲームを行いました。講師も混ざり非常に白熱した戦いになりました。

  「オリンピックの楽しみ方」
【講座内容】 ブラジルのリオデジャネイロで開催される「第31回オリンピック競技大会」に向けて、オリンピックのことについて学習しました。前半では、オリンピックの旗の意味を学び、リオオリンピックで日本人選手が出場するいくつかの競技を、実際の映像を交えながら紹介しました。後半では、『第1回コマリンピック』を開催するために、選手宣誓の意義と内容、つまりスポーツマン精神と平和の願いが込められていることを学び、実際に選手宣誓もやらせました。そのうえで模擬競技を実施しました。とはいえ実際の何かの競技をすることは難しいので、低学年でも楽しめるような「風船送り」ゲームや「やじろべえ(目をつむって両手を広げ、片足で立ち、長く立つ)」などを興じました。金・銀・銅メダルも準備していたためか、どの生徒も皆真剣に競技に参加してくれました。  

  「新幹線と日本地理」
【講座内容】 今年3月に北海道新幹線が開通し、北は北海道から南は鹿児島まで日本が新幹線によって結ばれました。そこで子どもたちが大すきな新幹線を通して、日本の地理について学習していきました。まず最初に4つの島からなる日本列島について確認し、いよいよ最北の函館から出発地です。新幹線の線路に沿って鹿児島まで日本の主要な都市を経由しながら、その都市の位置だけでなく特色にも触れながら、シールを貼ったり、路線図を書き込んだりしながら、子供たちが自分で地図を作り上げていきます。海外に住んでいるとなかなか特定(祖父母)の場所以外の地名を覚える機会がありません。この学習を通して、日本の主要な都市名や位置関係に対する興味を深めてもらいたいと思います。